全国高校ラグビー大会に、６回目の出場で初勝利した和歌山代表の近大和歌山は、あす（３０日）正午キックオフの２回戦で、岡山代表の倉敷(くらしき)と対戦します。

第１０４回全国高等学校ラグビーフットボール大会は、大阪の花園ラグビー場で、今月（１２月）２７日に開幕、２７・２８日に１回戦、あすは２回戦が行われ、３回戦以降は年明け後の試合となります。

近大和歌山は、大会２日目のきのう（２８日）、同じく初勝利を目指していた香川の坂出(さかいで)第一を２９対７で下し、悲願の花園初勝利を挙げました。

試合後、田中大仁(たなか・だいと)監督は、「ゲームの中でうまくいかなかった厳しさもあったが、ここで負け続けていたので格別なものがある」と喜びを語りました。一方、田中珂偉(たなか・かい)主将は、「２回戦も勝って、和歌山県勢初の年越しをしたい」と気持ちを高めていました。

近大和歌山の２回戦の相手は、４大会連続４回目の出場となる岡山の倉敷で、花園ラグビー場第２グラウンドで、あす正午にキックオフの予定です。