和歌山市新ごみ処理施設計画で市民らからパブリックコメントを募集中

2024年12月27日 18時35分

政治

和歌山市は現在稼働しているごみ焼却施設、青岸クリーンセンターが老朽化しているため、新しい施設を建設する計画で、来月(1月)10日まで市民らからパブリックコメントを募集しています。

市によりますと新しい施設は、焼却施設以外にもメタン発酵施設など循環型社会を進めるための処理施設が可能なものを想定しています。

新しい施設は、和歌山市西防波堤沖の県の埋立地を活用することが、搬入や施設設計上など利便性があり、公設民営で運営することで公共の負担軽減につながるとしています。

また、総事業費を610億円、設置後20年間の運営経費を320億円と見積もっています。

市は、2027年度の着工を目指し、2030年度の共用開始を目指していて市民らから意見を聞くパブリックコメントの募集をしています。

コメントは、市民や市内に通勤通学している人や利害関係者などで、メールや書面で1月10日まで市で受け付けています。

計画内容など詳しいことについては市のホームページや、市役所などで閲覧できます。

この事業計画を巡っては、市議会の厚生委員会でも取り上げられていて、計画の妥当性を判断する材料に乏しいといった意見も出ていました。

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