【ミュージックソン】24時間の特別番組終了・募金は2025年1月末まで
2024年12月25日 16時48分
「目の不自由な人、身体に障害のある人のために通りゃんせ基金を」合言葉に募金を呼びかける、和歌山放送の第39回「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」の24時間特別番組が、きょう(25日)正午に終了し、多くの浄財が寄せられました。
ラジオ・チャリティ・ミュージックソンは、東京のニッポン放送をはじめ、和歌山放送など全国11のラジオ局がクリスマスに展開するチャリティ活動で、目の不自由な人が道路を安全に渡れるよう、街に「音の出る信号機」を増やすことや、障害者施設へ機器を提供するための募金を呼びかけているものです。寄せられた浄財をもとに和歌山県と大阪府南部には、これまでに118基の音の出る信号機が設置されています。
ことし(2024年)で39回目を迎えた和歌山放送のミュージックソン特別番組は「歌がつながる」をテーマに、音楽をかけながら楽しいトークを繰り広げました。
2日目のきょうは、和歌山県点字図書館の職員で、和歌山放送でパーソナリティを務める全盲の亀山直美(かめやま・なおみ)さんと、同じく全盲で点字新聞「点字毎日」の記者・山岸蒼太(やまぎし・そうた)さんが、点字の普及に努力していることや課題などを語りました。
また、きのう(24日)に引き続き、東京・ニッポン放送のメインパーソナリティーで、お笑いタレントの出川哲朗(でがわ・てつろう)さんとエールを交換する「声の握手」のコーナーも放送され、和歌山放送のメインパーソナリティを務める落語家の桂枝曾丸(かつら・しそまる)さんが、亀山さんの取り組みを全国に紹介しました。
25日午後4時現在で和歌山放送に寄せられた募金総額は290万7314円となっています。
ラジオ・チャリティ・ミュージックソンの募金の受付は、来年(2025年)1月31日まで行われています。