和歌山県内の「こども食堂」100カ所超える

2024年12月24日 18時36分

社会福祉・医療

和歌山県内のこども食堂が100カ所を超えたことが、NPO法人・全国こども食堂支援センター「むすびえ」の調べでわかりました。

定例記者会見の岸本知事(12月24日・和歌山県庁)

むすびえの調べによりますと、和歌山県内のこども食堂は、2022年度末の時点で50カ所だったのが、きょう(24日)の時点で、倍の101カ所に達したことがわかりました。

県では、2023年9月にむすびえのチームリーダーの湯浅誠(ゆあさ・まこと)さんと、こども食堂のワーキンググループを発足し、県内の市町村長を対象にしたセミナーを開催したり、振興局に担当窓口を設置したりしながら、貧困のこどもの食事の提供にとどまらず、地域住民同士のコミュニティ施設として、設置への支援を進めています。

岸本周平知事は、きょう(24日)の定例記者会見で、今後の目標について「1つの小学校区に1カ所の設置を目標に、私の任期の残り2年間で、さらに倍の200カ所を超えるようにしたい」と目標を語りました。

むすびえによりますと、前の年度と比べたこども食堂の増加率は、和歌山県が38・98%増で、全国3位となっています。

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