30代男性、約1千万円被害、特殊詐欺/和歌山・橋本
2024年12月17日 18時41分
橋本市内に住む30代の男性が、警察官や検察官を名乗る人物などからの電話を信じ、現金およそ1000万円を指定口座に振り込み騙し取られました。橋本警察署が特殊詐欺事件として捜査しています。
調べによりますと、橋本市内の30代の男性に、警察官を名乗る男や検察官を名乗る女などから電話があり、「特殊詐欺グループの犯人を逮捕したらあなた名義の口座が出てきた。あなたに逮捕状が出ている。逮捕されたくなければ保釈金を支払うように」などと言われ、男性は、指示されるまま指定の口座に、5回にわたり、現金あわせて997万円を振り込みました。
また、男性は、相手から、「2週間で事件は解決するので、その後、返金する」と言われていましたが、2週間が経っても連絡がなく、連絡もできなかったことから警察に相談し、特殊詐欺被害に遭ったことがわかりました。
警察では、同様の被害、事件が相次いでいるとして、注意喚起を行っていて、不審な電話や疑わしいことがあれば、特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤル 0120・508・878で、確認するよう呼びかけています。