「カイロス」2号機、18日午前11時に打ち上げへ/和歌山

2024年12月17日 19時04分

社会経済

東京の宇宙事業会社スペースワンは、あす(18日)午前11時に、串本町の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊(きい)」から、小型ロケット「カイロス」2号機を打ち上げます。

これは、今月(12月)14日、15日に予定されていた打ち上げが、上空の強風の影響で、中止となったことに伴うものです。

「カイロス」2号機は、全長およそ18メートル、重さおよそ23トンの固体燃料ロケットで、台湾国家宇宙センターや京都の企業などの衛星あわせて5機が搭載され、民間単独として国内初となる軌道投入を目指しています。

スペースワンは、今年(2024年)3月に、「カイロス」1号機を打ち上げましたが、安全な飛行のために設定した範囲を外れ、ロケットの自律破壊機能によって爆発、打ち上げは失敗となりました。

そして、今月14日に、2号機で再挑戦に臨もうとしましたが、発射場の上空の強風により、翌日に延期され、その15日も再び強風で中止となったもので、スペースワンでは、あすの午前11時に、打ち上げると発表し、準備を進めています。

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