年末火災特別警戒始まる、和歌山市

2024年12月15日 18時55分

災害・防災

火の取り扱いが増える年末年始を控え、市民に防火意識を高めてもらうことや、消防警戒体制を強化するため、和歌山市は、きょう(15日)から大晦日(おおみそか)まで、年末火災特別警戒を実施します。

消防関係者が整列した(和歌山城前広場で15日)

初日のきょうは、午前10時から開始式が行われ、和歌山市消防局の職員や地元の消防団、婦人防火クラブ、防火委員会のメンバー、あわせておよそ100人が、和歌山城前広場に整列、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長が、「市内では、昨年より、火災の発生は減少しているが、火の取り扱いが増える時期なので、市民が安心して、新しい年を迎えられるよう取り組んでください」と激励しました。

激励する尾花正啓和歌山市長(和歌山城前広場で15日)

このあと、尾花市長の号令と消防音楽隊のファンファーレで、広報車や消防団が、街頭啓発に出発しました。

和歌山市消防局によりますと、期間中、住宅火災防止の徹底や、放火火災防止対策の強化など、5つの重点項目を掲げて、防火を啓発します。また、各地の消防団では、今月(12月)25日から大晦日まで夜間警戒を行い、市民に防火を呼びかけます。

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