第７８回和歌山県美術展覧会「県展」の本展が、きょう（１１日）から和歌山市の県立近代美術館と県民文化会館で始まりました。

「県展」は、県内最大の公募による美術展覧会で、今年は、洋画、日本画、書、写真、工芸、彫塑、華道の７つの部門に、２８７人から３３２点の出品があり、彫塑を除く６つの部門でそれぞれ１点ずつ選ばれた最優秀賞を含め１８７点が入賞、入選となりました。

展覧会には、出品された作品と審査員や招待作家による作品あわせて３６７点が展示されています。

第７８回「県展」は、入選作品が発表されたあと、１１月から１２月にかけて新宮市と橋本市、上富田町で地方展が開かれました。

そして、きょう（１１日）から和歌山市で始まった本展は、華道をのぞく６つの部門の作品が県立近代美術館で、華道の作品は県民文化会館で、それぞれ展示されています。

「県展」の本展は、今月（１２月）１５日まで開かれ、１４日には、県立近代美術館２階で表彰式が行われます。