和歌山城公園がサンタだらけ「和歌山サンタラン」
2024年12月08日 18時42分
病気で入院している子どもたちが、楽しいクリスマスを過ごせるように、参加者がサンタクロースの衣装を購入し、その収益金で、子どもたちにおもちゃなどのプレゼントを贈るチャリティイベント「和歌山サンタラン2024」が、きょう(8日)、和歌山市で行われ、サンタ姿の参加者およそ500人が、和歌山城公園を練り歩きました。
午前11時から、和歌山城西の丸広場で行われた開会式で、主催の一般社団法人サンタスピリッツ代表、川﨑佳司(かわさき・よしじ)さんが、たくさんの参加に感謝したあと、「楽しい、愛が溢れるイベントにしましょう」と呼びかけました。
このあと、司会者の発声で、サンタクロースに扮した参加者が、一斉に歩き始め、天守閣で全員で記念撮影をしたり、観光客にアピールするなどしていました。
4歳の子どもを連れ、家族3人で参加した和歌山市の40代の男性は「たくさんのサンタがいて、楽しそうだなと思って参加しました。気軽にボランティアに参加できることは、いいことだと思います」と、紅葉が色づく和歌山城内を笑顔で歩いていました。
今回の「サンタラン」の収益金によるプレゼントは、クリスマスの時期に、和歌山市や海南市にある4つの病院に入院している子どもたちに贈られます。