和歌山市西部の高台に市が整備を進めている「つつじが丘総合公園」にスケートボードやボルダリングなどが楽しめる「にぎわい・スポーツ公園ゾーン」がこのほど完成し、きょう（７日）オープンしました。

ここは、市内で初めてのスケートボード専用パークのほか、初心者向けのボルダリングやローラースライダーが楽しむことができます。また、健康遊具を使ってストレッチができるなど、子どもから高齢者まで楽しむことができる公園です。

オープン記念のセレモニーでは、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長ら関係者が、テープカットをし、あいさつで尾花市長は「夢いっぱいの施設が誕生した。防災公園としても位置付けているので地域の防災力の向上につながれば」と話すとともに、「この施設が和歌山市北部地域の快適で魅力あふれる地域づくりに貢献出来たら」と期待を寄せました。

そして、冷たい風が吹く中、早速子ども連れの市民らが訪れ、遊具などで楽しんでいました。この日はまた、子ども向けにスケートボードの体験教室や忍者の体験教室などのイベントも行われました。

施設のスケートボードパークは年間１１００円で、５才以上の人が利用できます。利用時間は午前９時から午後５時まで、夏場は午後７時までです。

この総合運動公園には、すでにテニスコートがあり、今後、和歌山市では、多目的球技場や、テニスの練習コートを整備することにしていて、来年度（２０２５年度）のオープンを予定しています。