和歌山市鳥獣害被害対策を強化

2024年12月06日 17時23分

政治社会経済

和歌山市は、イノシシやアライグマなどによる農作物などの被害相談が相次いでいるとして、巡回や捕獲などの対策を強化します。

これは、今日行われた定例記者会見で尾花市長が明らかにしたもので、和歌山市によりますと、先月(11月)末の時点でイノシシやアライグマ、タヌキなど、野生動物の市民からの相談件数は385件で、昨年度全体の相談件数を上回っています。

また、イノシシの捕獲頭数も昨年度全体より400頭以上多い1059頭に上っています。

特に市内の北部地域や市街地東南部周辺の宅地化が進んでいる地域で目撃情報が寄せられています。

こうした状況から和歌山市では、巡回パトロールを強化するとともに、農業従事者に対し防護柵の設置や、傷がつくなどした農作物を農地にそのまま捨てて野性動物の餌にしないないよう呼びかけています。

和歌山市の鳥獣害被害の相談は、農林水産課で受け付けています。

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