島正博さんの出身、砂山小で島さんの発明についての学習発表会開く/和歌山県

2024年12月05日 16時56分

教育社会経済

自動横編み機を発明した、和歌山市の島精機製作所名誉会長・島正博(しま・まさひろ)さんの出身校・和歌山市立砂山(すなやま)小学校の児童が島さんの発明について学び、このほど開かれた学習発表会で発表しました。

砂山小学校では、島さんの発明に至る人生を子どもにもわかるように書かれた「島正博ものがたり」という教材を活用し、5年生の児童がニットミュージアムでの学習を含め、島さんが自動横編み機を発明するまでの発明者としての人生を学習しました。

今月(12月)3日に砂山小学校で行われた学習発表会は、全校生徒と島さんも参加して行われ、島さんの幼少期の苦労や、発明に苦心して自動横編み機を発明し島精機製作所を立ち上げたこと、機械に改良を重ねていった歴史などを、寸劇やクイズで紹介しました。

島さんは、愛を持って気持ちを込めることがものづくりには必要と「愛氣創造(あいき・そうぞう)」という言葉を大切にしていて、児童らは島さんから学んだことを愛氣創造の言葉になぞらえ、感謝の言葉を添えて表現しました。

発表を見学した島さんは「愛を持って気持ちを込めて想像するという考えを大切にして、日本や世界のために力を合わせて頑張ってください」と児童を激励しました。

島さんの発明人生を学習した成果を発表する砂山小の児童(砂山小で)
学習発表会を終えて挨拶する島正博さん(出身校の砂山小で)

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