大絵馬、「巳」にかけ替え、丹生官省符神社/和歌山・九度山
2024年12月01日 17時51分
九度山町の世界遺産、丹生官省符(にうかんしょうぶ)神社できょう(1日)、本殿前の大絵馬が、今年の干支(えと)「辰(たつ)」から来年の「巳(み)」に掛け替えられました。これは、1993年から続く、恒例の迎春行事です。
大絵馬は、五角形の板で、幅がおよそ3メートル、高さは2・1メートルあります。絵馬には、薄い藍色の下地に、胴体に縁起物の模様がある大きな白ヘビ1匹が、神社や高野山一帯を見守っている姿を地元の画家が描きました。
宮崎志郎(みやざき・しろう)宮司が、祝詞を述べ、新旧大絵馬のお祓いをし、「暗い世の中ですが、巳年ということで、実り多い、満たされる年になってほしい」と話していました。