竜王戦第5局和歌山対局を終え両棋士が和歌山を満喫
2024年11月29日 17時12分
和歌山市で行われた将棋の第37期竜王戦第5局和歌山対決から一夜明け、藤井聡太竜王と佐々木勇気八段はけさ(29日)和歌山城公園を散策し対局や和歌山の印象を語りました。
2人は和歌山市の尾花正啓市長の案内で紅葉が見頃の和歌山城西の丸の紅葉渓庭園を散策しました。
和歌山対局で3勝2敗に持ち込んだ藤井竜王は、「前半は難しい戦いだったが、終盤はあと2局の安全を確保することが出来て、勝ちに近づいたと」感想を述べました。
また、和歌山の魅力について「食事もおやつなどもよい厳選されたものを用意していただき、美味しく頂きました。
和歌山らしさを感じました和歌山は初めてだったが和歌山のいいところを感じました」と満足していました。
一方、佐々木八段は、「作戦は失敗したが悔いはない。藤井竜王にさされてしまった。食事もスイーツも梅干しも食べることが出来た。和歌山のすばらしさを感じ、少なからず和歌山を堪能できた」と感想を述べました。
このあと2人は関係者らと帰路につきました。
竜王戦第5局の開催地の尾花市長は「八代将軍徳川吉宗が将棋好きでお城将棋を始め、11月17日をお城将棋の日と定めたゆかりの地で開催できたことはうれしい。両棋士とも次の指宿対局でも頑張って欲しい。」と開催に満足していました。