和歌山東南RCが和歌山市にポータブル電源など寄贈

2024年11月28日 19時13分

政治災害・防災社会

和歌山市の「和歌山東南(とうなん)ロータリークラブ」が、大規模災害時の電源確保に役立ててもらおうと、きょう(11月28日)和歌山市にポータブル電源とソーラーパネル4セットを寄贈しました。

尾花市長(右)に目録を贈呈する和歌山東南RCの赤在会長(左)(11月28日・和歌山市役所)

これは、和歌山東南ロータリークラブが社会奉仕活動の一環としておこなったものです。

寄贈されたポータブル電源

寄贈されたポータブル電源は、大容量でも排気ガスを出さず、作動音も小さいことから、避難所など避難者が多く集まる場所での稼働が見込まれるほか、ソーラーパネルも太陽光を活用するため環境への負荷も小さく、安全に利用出来ます。

寄贈されたソーラーパネル

きょう午前、和歌山市役所に和歌山東南ロータリークラブの赤在依美(あかざい・えみ)会長らが訪れ、尾花正啓(おばな・まさひろ)市長に目録を贈呈し、尾花市長から赤在会長に感謝状が贈られました。

赤在会長は「災害時の備えがますます重要視されている。災害時だけでなく、日頃の防災訓練や、避難所運営の円滑化にも役立てて欲しい」とあいさつしました。

尾花市長は「大変有難い。2018年の台風21号では和歌山市で大規模停電が発生し、電気と生活の密接なかかわりを痛感した。大規模災害時に停電した際には、頂いたセットを避難所などでの電源供給に役立てたい」とお礼を述べました。

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