【選挙】広川町長に前町議長・樫原氏が初当選/和歌山

2024年11月24日 21時27分

政治

現職町長の死去に伴う広川町長選挙は、きょう(24日)投票が行われ、即日開票の結果、無所属・新人の樫原淳奈(かしはら・じゅんな)候補48歳が、同じく新人の候補を破り、初当選しました。

バンザイをして初当選を喜ぶ樫原氏(中央)

広川町選挙管理委員会が、今夜8時47分に発表した投票結果は次の通りです。敬称は省略します。

当選 樫原淳奈(かしはら・じゅんな) 無所属・新 3012票
小西彦治(こにし・ひこじ) 無所属・新  319票

以上がこの日行われた広川町長選挙の結果でした。

投票率は、61・86%で、選挙戦となった7年前(2017年)の前々回選挙と比べ、3・29ポイント低くなりました。当日有権者数は、5496人でした。

花束を受け取る樫原氏

当選した樫原氏は、広川町出身で、愛知県内の専門学校を卒業後、2007年の町議会議員選挙で初当選し、5期目途中の今月(11月)、町長選挙に立候補するため辞職しました。また、去年(2023年)9月からは、町議会議長をつとめていました。町長選挙では、自民党の推薦を受けていました。

初当選した樫原氏は、支持者らとバンザイをして喜んだあと、東南海南海地震を踏まえた防災減災対策や、子育て支援に取り組むとしていて、住民の要望を聞きながら、全力で町政にあたると意気込みを語りました。

今回の選挙は、現職の西岡利記(にしおか・としき)町長が、3期目途中の先月(10月)9日に、73歳で死去したことに伴って行われました。

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