「和歌山城~光の回廊~」今夜から、点灯式も
2024年11月24日 20時40分
四季を通じて、和歌山市の和歌山城公園を美しい光でライトアップする「和歌山城~光の回廊(かいろう)~」が、きょう(24日)から始まりました。これは、ライトアップで地域活性化に取り組んでいるフェスタ・ルーチェ実行委員会が中心となり、和歌山市などとともに開催しています。和歌山城の石垣や公園内の桜並木などの樹木をライトアップして、夜の観光にも力を入れようというものです。
初日のきょう(24日)は、午後5時半から、公園内の一中門跡(いちなかもんあと)で点灯式が行われ、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長や設計を手がけたフェスタ・ルーチェ実行委員会の古澤良祐(ふるさわ・りょうすけ)委員長らが、カウント・ダウンし、スイッチを押しました。
会場には、多くの市民や観光客らが訪れ、石垣や木々を照らす色とりどりのライトアップを楽しんでいました。
また、今夜は、スタートを記念して、午後7時から、和歌山城の上空でドローンショーが行われたほか、ライトアップされた西の丸庭園を堀の遊覧船から見学するツアーや、光で映し出された手裏剣(しゅりけん)を打ち返す忍者影絵体験など、多くのイベントが行われました。
和歌山市では、和歌山城公園のライトアップを季節ごとに演出を変えて、一年を通じて開催する考えで、夜の来場者に期待を寄せています。
「和歌山城~光の回廊~」冬編は、昨夜(23日)から始まった、けやき大通りのイルミネーション「けやきライトパレード」とあわせ、来年(2025年)2月末までの毎日、午後5時から11時まで、点灯、ライトアップされます。