かくばん祭り開催
2024年11月23日 16時16分
岩出市にある根来寺(ねごろじ)周辺ではきょう(23日)、かくばん祭りが開かれました。
かくばん祭りは、根来寺の開祖・覚鑁上人(かくばんしょうにん)の名前掲げて根来寺周辺の歴史や文化に触れてもらおうと観光協会などでつくる実行委員会が開いたもので、今年で27回目です。
開会式は旧和歌山県議会議事堂で開かれ、関係者の挨拶のあと、大宮神社の獅子舞が披露され、来場者に紅白の餅が配られました。
祭りは隣接する道の駅ねごろ歴史の丘周辺で根来塗り体験やミニSLの乗車体験コーナー、飲食ブースなどが設けられたほか、ゲーム大会なども行われ、家族連れらで賑わっていました。
また、根来寺の境内にある大塔前では、根来鉄砲隊の演武や地元に伝わる根来子守唄と踊りが披露され、紅葉が始まった境内にも多くの人が訪れていました。
来賓として挨拶した岩出市の中芝正幸(なかしば・まさゆき)市長は「根来の歴史や文化風土を満喫してほしい」と話し、根来を中心とした観光にも地元と共に取り組んで行く考えを示しました。