和歌山など関西の府県や政令市などが参加して関西の課題について話し合う、関西広域連合議会の臨時議会が、きょう（11月21日）大阪市内で開かれ、委員による一般質問が行われました。

このうち、和歌山県議会から自民党県議団の佐藤武治(さとう・たけじ)委員が登壇し、紀南地方など広域連合内にあるジオパークのＰＲや活用方法、それに、この夏（2024年）の南海トラフ地震臨時情報を受け、広域連合として内容の周知や取り組みなどについて質問しました。

これに対し、ジオパークのＰＲについて広域連合の理事者からは「大阪関西万博を訪れる外国人観光客に対し、観光ツアーの策定や、関連ブースなどでのＰＲに努める」と答えました。

また、南海トラフ地震臨時情報の今後の対応については「広域連合で定めたプランに従って対応した」と述べるとともに「国のワーキングチームの議論を注視していく」と答弁しました。