大桑文化奨励賞表彰式/和歌山

2024年11月19日 17時47分

歴史・文化

和歌山県ゆかりの人や団体で、文化活動に貢献のあった人を表彰する今年度の大桑文化奨励賞の授賞式が、きょう(19日)、和歌山市内で開かれ、文化奨励賞で2人が表彰を受けました。

今年度の大桑文化奨励賞を受賞したのは、ピアニストで、大学の非常勤講師の上野絵理子(うえの・えりこ)さん37歳と、作曲に取り組んでいる冷水乃栄流(しみず・のえる)さん27歳の2人です。上野さんは、国内外のコンクールで数々の賞を受賞しているほか、積極的な演奏活動が評価されました。また、冷水さんは、東京芸術大学で作曲を学び、作曲活動を本格的に行っているほか、県立橋本高校で、邦楽の演奏指導を行うなど、多方面で活躍していることが評価されました。

このほか、無形民俗文化財保持団体助成の部では、田辺市中辺路町(なかへちちょう)の近野(ちかの)獅子舞団と橋本市の隅田八幡神社(すだはちまんじんじゃ)秋祭り保存会が、選ばれました。また、財団では、文化活動の部門で、1団体に援助するほか、県内の10の小中学校や幼稚園などに、図書を寄贈、それに、教育活動やスポーツ活動で顕著な活動を行っている5団体に対し、活動資金の援助を行うことになりました。

表彰式は、きょう午前、和歌山市内で行われ、文化奨励賞受賞者への表彰とあわせ、各団体に支援の目録が手渡されました。

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