有田市消防本部の消防隊員がスピード違反で戒告処分

2024年11月14日 17時42分

事件・事故交通社会

ことし(2024年)8月、和歌山市内の県道で制限速度を50キロ超過して自家用車を運転していたところを警察に検挙され、1年間の運転免許取消処分を受けたとして、有田(ありだ)市消防本部に勤務する19歳の男性消防士が、きょう(11月14日)付けで戒告の懲戒処分を受けました。

この消防士は、非番の日だった8月14日の夕方4時過ぎ、自家用車に友人を乗せて、和歌山市つつじが丘の県道粉河加太線を走行していましたが、制限速度50キロを大幅にオーバーする時速およそ100キロで走行し、現場付近で移動式オービスによる取り締まりをしていた警察官に検挙されました。その後、9月26日、消防士は1年間の運転免許取消の処分を受けたということです。

有田市消防本部の事情聴取に対し、消防士は「大変申し訳ないことをした。職務をしっかり行うことで信頼を回復したい」と話しているということです。

また、有田市消防本部は管理監督責任を問い、鎌田利宏(かまた・としひろ)消防長を文書厳重注意の処分にしました。

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