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和歌山市・大規模災害時の安否確認表示にリボンやタオルを活用へ

2024年11月07日 17時25分

政治災害・防災

和歌山市は、大規模災害時に世帯全員が玄関先にタオルやリボンなどをぶら下げて無事を知らせる、安否確認の表示に取り組むことになりました。この表示により、救助活動を急ぐ場所の特定につながるため、和歌山市では市内全域でこの取り組みを始めたいとしています。

和歌山市の尾花正啓市長

和歌山市では、すでに北部の楠見地区や松江地区で取り組みが始まっていて、11月23日には、南部の高松地区でも取り組みが始まります。

今後、和歌山市の地域安全課から各地区の自主防災組織に啓発していくことにしていて、市内全域に広げて行きたい考えです。

尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は「能登半島地震など大規模災害が多発していることから、この制度を市内全域で導入し、倒壊家屋などからの救出の際に役立つ」と話していて、「助けることの出来る命を限りなく助けられるよう取り組んで行く」と話しています。

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