11月3日、友ヶ島灯台と第一砲台跡一般公開
2024年10月29日 17時52分
来月(11月)3日、和歌山市の友ヶ島(ともがしま)灯台が一般公開されます。
これは、和歌山海上保安部が、灯台の役割を知ってもらい、海上保安業務に理解を深めてもらおうと実施するもので、普段は見ることができない灯台の内部や回転装置など、展示品の見学、灯台上部からの周囲360度の景観を楽しむことができ、顔出しパネルやインスタ風パネルを使った写真撮影もできます。また、参加者には、シリアルナンバー入りのオリジナル灯台参観記念賞がおくられます。
友ヶ島灯台は、沖ノ島(おきのしま)の西端に立つ、日本標準時子午線に最も近い灯台で、県内で2番目の1872年6月25日に点灯され、紀淡(きたん)海峡・友ヶ島水道の道しるべとして、152年になります。そして、灯台の光源や回転装置は代替わりしていますが、建築物の佇まいは、建造当時から大きな変化はなく、歴史的建造物として、近代化産業遺産や登録有形文化財となっています。
友ヶ島灯台の一般公開は、11月3日の日曜日、午前10時から午後1時までで、混雑の状況などにより、入場制限が行われることもあるということです。
また、この日は、海上保安庁が管理する友ヶ島にある第一砲台跡も同時に一般開放されます。
灯台や砲台跡の見学は無料ですが、友ヶ島への渡航などは、見学者の自己負担となります。