和歌山県東牟婁振興局で執務室に保管していた公文書を紛失したことがわかり、きょう（２５日）県から発表されました。

県によりますと紛失した公文書は、東牟婁振興局健康福祉部総務福祉課の書類棚に保管していた令和５年度の生活保護世帯に関する訪問計画・実績表３冊のうちの１冊で、今年７月２５日に担当者がこの公文書を使用しようとした際、紛失していることがわかりました。

紛失した訪問計画・実績表には、５７世帯の氏名や訪問した日付、目的、訪問結果などが記載されていて、現時点で情報漏えいの事実は確認されていませんが、県では今月（１０月）１１日までに５７世帯のうち４９世帯に対し、面会して紛失したことについて説明と謝罪を行い、残る８世帯については郵送で謝罪を行ったということです。