大阪府知事で日本()維新の会の吉村洋文(よしむら・ひろふみ)()共同代表が、衆議院選挙の公認候補者の応援のため、１０月２１日、和歌山市を訪れ、自民党派閥の裏金問題を強く非難しました。

吉村共同代表は、午後２時すぎ、和歌山市西庄()(にしのしょう)で和歌山１区の前職・林佑美()(はやし・ゆみ)候補の応援演説を行い、今回の選挙の争点のひとつ・裏金問題について「腹が立ってしょうがない。林候補を含め、維新の国会議員は報酬の２０％削減を続けている。東日本大震災以降に始まった復興増税による国民負担増を受けて我々が現在も続けているもので、維新の国会議員が身を切る改革で被災地に寄附した額は７億円にのぼる。裏金の金額も計算してみた結果、同じ７億円だ。どちらがマシな政治をしているのか？」と指摘し、裏金問題を厳しく非難しました。その上で、教育の無償化や、新しい産業の活性化などを訴えました。

今回の衆議院選挙から選挙区の区割り変更で、和歌山１区は、これまでの和歌山市に岩出・紀の川の２市がエリアに加わりました。

維新の前職・林候補のほかに、自民党の新人・山本大地(やまもと・だいち)()候補、立憲民主党の新人・村上賀厚(むらかみ・のりあつ)()候補、共産党の新人・井本有一()(いもと・ゆういち)候補、参政党の新人・林元将崇()(はやしもと・まさたか)候補、諸派の新人・正司武()(しょうじ・たけし)候補も立候補し、６人が議席を争う激戦となっています。