華岡青洲の偉業を伝えるCDの発表会・紀の川市で/和歌山
2024年10月19日 15時27分
江戸時代に世界で初めて全身麻酔による乳がん手術に成功した今の紀の川市出身の医聖・華岡青洲(はなおか・せいしゅう)の功績を後世に伝えるキャンペーンソングが完成し、きのう(18日)、地元の児童による発表会が行われました。
今回発表されたキャンペーンソング「青洲先生ありがとう」は、1804年に華岡青洲が乳がん手術に成功して今年で220年となることから、一般財団法人青洲の里が企画し、CDを制作したものです。
きのう(18日)行われた発表会には、紀の川市立上名手(かみなて)小学校の5・6年生の児童15人が参加し、集まった関係者らに歌を披露しました。作詞は、紀の川市在住で長年華岡青洲を研究している谷脇誠(たにわき・まこと)さんで、作曲は、かつらぎ町在住の音楽家西林勝(にしばやし・まさる)さんです。歌は、華岡青洲の業績をわかりやすく盛り込んだ歌詞と、親しみやすいメロディで、明るいイメージの曲となっています。
参加した6年生の居垣宗助(いがき・そうすけ)くんと、北林由羽(きたばやし・ゆうは)さんは「華岡青洲先生のことを知ってもらうために頑張って歌いました。自分たちの歌がCDになるのはうれしい」と話していました。
今回発表された歌「青洲先生ありがとう」は、今月(10月)27日(日)に紀の川市で行われる 「青洲まつり」でも披露される予定です。