【衆院選】自民党・森山幹事長が田辺市で世耕氏に苦言
2024年10月18日 17時18分
自民党の森山裕幹事長が、昨夜(17日)田辺市上秋津で開かれた、衆議院選挙・和歌山2区の自民党の新人・二階伸康候補による演説会で応援演説を行い、参議院からくら替えして和歌山2区に無所属で立候補した、新人の世耕弘成候補に苦言を呈しました。
森山幹事長は「和歌山の選挙は少しおかしくなっていないか。自民党がこんなに苦しい選挙をしている時に、政治家としての配慮があっても良かったのではないか。世耕氏は和歌山で2人しかいない参議院議員のひとりで、6年間の任期があることを承知のはずだ。どんなことがあっても任期中務めることが、政治家のあるべき姿だと思う。私は友人であるだけに、少し残念に思う」と世耕候補に苦言を呈しました。
世耕候補は自民党の参議院幹事長を務めましたが、ことし4月に自民党派閥の裏金事件で離党勧告を受けて離党しています。
和歌山2区は、自民党が公認する二階候補と、参議院議員からくら替え立候補した世耕候補による事実上の保守分裂選挙になっていて、立憲民主党の新人・新古祐子候補と、共産党の新人・楠本文郎候補、諸派の新人・高橋秀彰候補も立候補していて、全国的に注目を集める選挙となっています。