「わかやまプレ万博」和歌山ビッグウェーブで開催

2024年10月12日 18時59分

イベント社会

開幕までおよそ半年となる、

2025年「大阪・関西万博」の機運を

和歌山で盛り上げるイベント「わかやまプレ万博」が、きょう(12日)とあす(13日)の2日間、和歌山市手平(てびら)の和歌山ビッグウエーブで開かれています。

プレ万博のゲート(10月12日・和歌山市・和歌山ビッグウェーブ)

これは和歌山県の主催で行われているもので、万博の「和歌山ゾーン」や、来年(2025年)4月30日から5月3日の4日間開催される「和歌山WEEK」に出展する県内企業や団体が集まり、それぞれ展示や体験、試飲・試食販売などを実施し、訪れた人に和歌山の魅力をアピールしていました。

岸本知事(中央)と大崎洋氏(右)とのトークセッション

また、ステージでは、岸本周平知事と、元・吉本興業社長で万博共同座長の大崎洋(おおさき・ひろし)さんとのトークセッションや、QuizKnock(クイズノック)の鶴崎修功(つるさき・ひさのり)さんによる「和歌山クイズ!」漫才コンビ・祇園(ぎおん)や和歌山県住みます芸人・わんだーらんどによるお笑いライブも行われました。

トークセッションの中で、岸本知事は「和歌山は、歴史や伝統もある精神的な心のふるさとのようなところですし、今となっては、SDGsの塊みたいな場所なので、万博でみなさんと思いを一つにして、これから良くなっていくであろう和歌山をPRしていきたいと思います」と万博にかける思いを話していました。

大崎さんは「海外の人は、地元の人が食べているものを食べたり、地元のお祭りに参加したいなどの思いを持っている。和歌山のことを良い感じで世界に発表して、和歌山の子どもたちが和歌山を誇りに思えるように、堂々とやってほしい」と話していました。

串本町の小型ロケットのブース

出展していた紀州繊維工業協同組合・理事長の岡田次弘(おかだ・つぐひろ)さんは「パイル生地を作っている産地で、ファッショングッズやタオルなど様々なものを作っています。同じ和歌山ですが、見たこともないという方もいらっしゃったので、少しでも覚えていただきたいです。この先、この産業を残していきたいと思っているので、いろいろな人に見ていただき、覚えていただき、可愛がっていただきです」と今後の展望を話していました。

「わかやまプレ万博」は、あすも和歌山ビッグウェーブで行われ、ステージでは、ジャズピアニストで万博シグネチャーパビリオン・プロデューサーの中島さち子(なかじま・さちこ)さんを迎えて、音楽と踊りのパフォーマンスが行われるほか、和歌山児童合唱団による合唱、漫才コンビ・モンスターエンジンによるお笑いライブなども予定されています。入場は無料です。

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