和歌山の産業や事業所の魅力を体感できる第７６回「わかやま商工まつり」が、きょう(１２日)とあす(１３日)の２日間、和歌山市手平（てびら）の和歌山ビッグホエールで行われています。

これは和歌山の産業や事業所の活力を体感してもらおうと、和歌山商工会議所が開催しているもので、今回で７６回目です。

会場内には繊維工業や金融業など、さまざまな業種の企業や団体による展示や情報コーナーをはじめ、親子木工体験やペーパークラフト体験などのこどもも楽しめる体験ブース、さらに会場周辺には、４０店舗以上の飲食店が出店していました。

また、クイズや、県立和歌山商業高校吹奏楽部によるコンサートなどのステージイベントも行われていて、盛り上がりを見せていました。

本棚やマガジンラック、椅子などを作ることができる親子木工体験を実施していた、木工工業部会・会長の山本進三(やまもと・しんぞう)さんは「朝から多くの方に参加していただきました。普段は住宅向けの木材を販売していますが、木に親しみを持ってもらおうと毎年実施しています。きょうも、２０年前にここで作ったものが家にあると言ってもらえて本当に良かったと、皆さんに喜んでもらえていると思っています」と話していました。

また、木工体験をしていた和歌山市在住の親子は「今回で体験するのは２回目です。子どもと一緒にできるこのような体験はとても良いと思います」と話しながら、椅子作りを楽しんでいました。

第７６回「わかやま商工まつり」は、あす(１３日)も和歌山ビッグホエールで行われ、小学生対象で、ものづくりやスポーツ教室など、楽しく学べる体験ブース「こども体験フェスティバル」も開催されます。入場は無料です。