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新宮・新翔統合後の校名は「新宮」、和歌山県教委

2024年10月06日 17時41分

教育

和歌山県教育委員会は、2026年度に統合する新宮と新翔の両県立高校について、学校名を「新宮」とすることを決め、このほど、発表しました。

両校の統合後の学校名については、今年(2024年)6月に一般募集したところ、2565件の応募があり、このうちの9割以上が「新宮」だったことから、地域の声や思いを反映した校名として、ふさわしいと判断したということです。

このほか、統合後に設置される課程や学科についても発表され、統合後は、全日制と定時制、それに、通信制の3つの過程を持ち、全日制には、学彩探究科と普通科、それに、総合学科を、定時制には、昼間部と夜間部で、それぞれ普通科を設け、通信制は普通科が設置されます。

校舎については、新宮市神倉(かみくら)にある現在の新宮高校を新宮校舎、新宮市佐野(さの)の新翔高校を新翔校舎とし、新宮校舎には、学彩探究科と普通科、それに、総合学科1学年を、新翔校舎には、総合学科の2・3学年を置き、定時制は、夜間部を新宮校舎に、昼間部を新翔校舎に、また、通信制は、新宮校舎にそれぞれ設置されます。

そして、県教委では、今月(10月)20日に新宮高校で、23日には新翔高校で地元説明会を開催します。

一方、両校の再編整備について意見を交わす協議会によりますと、統合後の校歌は、現在の新宮高校の校歌を引き継ぐことが決定していますが、校章や制服は新しく制作することになり、生徒や教職員を中心としたプロジェクトチームが検討を進めているということです。

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