第36回「弁慶まつり」田辺市で開催

2024年10月05日 16時43分

イベント社会

武蔵坊弁慶のふるさと・田辺市で、きのう(4日)ときょう(5日)の2日間「弁慶まつり」が開かれています。

演劇弁慶伝説で「弁慶出世の舞」を披露する西村博也さん(10月4日・田辺市・闘鶏神社)

田辺市には、平安時代、源義経とともに平家追討の立役者となった弁慶の生誕地とされる伝説や史跡が多く残され、田辺商工会議所などによる実行委員会が、1987年から毎年この時期に「弁慶まつり」を開いていて、ことし(2024年)で36回目となります。

弁慶役の西村博也さん(右)と玉虫役の水野夢さん(左)

初日のきのうは、世界遺産・闘鶏(神社の特設舞台で「演劇弁慶伝説」が上演され、36代目の弁慶役に選ばれた田辺市消防本部の西村博也()(にしむら・ひろや)さん24歳が、牛若丸()との大立ち回りや、なぎなたを持っての「弁慶出世の舞」を披露し、観客から拍手を浴びました。

2日目のきょうは、扇ヶ浜などで「紀州弁慶よさこい踊り」や「弁慶ゲタ踊り」が行われ、参加者が踊りを繰り広げました。

弁慶まつりは、このあと午後8時から扇ヶ浜で行われる、田辺観光協会主催の「田辺花火大会」でフィナーレを迎え、両端1000メートルの大パノラマでおよそ3500発の花火が秋の夜空を輝かせます。

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