和歌山市議会の９月定例会は、きょう（１日）、本会議を開き、住宅の耐震化を進めたり、不妊治療の助成制度を拡充することなどを盛り込んだ一般会計補正予算案２５議案や人事案件など、提案されたすべての案件を可決、または、同意して閉会しました。

一般会計補正予算では、要望の多い古い住宅の耐震化を進めるため補助金を追加して組んだり、先進医療による不妊治療に一定基準で助成します。また、雑賀崎地区で問題になっている野犬について、捕獲のほか、エサを与える人が絶えないことから夜間に見回りなどを行います。このほか、公共施設での太陽光発電設備の導入促進や来年（２０２５年）４月に開設する夜間中学校の施設整備などを行います。市では、このほか、地下水のフッ素化合物についての水質検査を行う費用や改定された郵便料金の値上げ分の差額を計上しています。