日高地方の熊野古道・紀伊路（きいじ）を歩くウォーキングツアーが、１１月から開かれます。

これは、日高広域観光振興協議会が紀伊路を知ってもらおうと開催するもので、ＪＲの駅などに集合し、一部をバスで移動するなどして、魅力あるコースを歩いてもらい、駅で解散するコースとなっていて、それぞれ語り部の案内がつきます。

１１月２日は、ＪＲ御坊駅発着で、紀伊路最大の難所といわれる鹿ヶ瀬峠（ししがせとうげ）を含む、およそ７キロを歩いたあと、日高川町の道成寺（どうじょうじ）で安珍清姫伝説の絵とき説法を聞くことができるコース、１１月１６日は、ＪＲ印南駅に集合し、切目王子（きりめおうじ）、千里王子など、印南町やみなべ町にある熊野古道の５つの王子を、太平洋の絶景を眺めながら巡るおよそ１２キロのコース、それに、来年（２０２５年）１月２５日には、難関の鹿ヶ瀬峠を避けるため、船で比井湊（ひいみなと）に到着後、紀伊路に合流するルートを再現した１４キロのコースが企画され、各コース参加定員は４０人が２組の８０人です。

参加費用は１０００円から２０００円で、申し込みは、中紀バスのホームページで受付けています。