20代の男性、副業を装うSNS型特殊詐欺で被害/和歌山県警

2024年09月24日 18時54分

事件・事故社会

岩出市内の20代の男性が「動画を見てスクリーンショットを送信すると報酬がもらえる」というSNSの広告にだまされ、あわせて27万円をだまし取られたことがわかり、和歌山県警は特殊詐欺事件とみて調べています。

警察によりますと、被害者の男性は、おととい(22日)「動画を送信すると報酬がもらえる」というSNSの広告を信じて、動画を送信すると、報酬が入金されたのをきっかけにこのサイトを信用してしまったものです。

男性はさらに「仮装通貨を購入すると報酬がもらえる」という誘いで9000円振り込まれたことからこのサイトに確信を持ってしまい、巧みな手口であわせて27万円をだまし取られました。

被害者は「あなたが一回分の取引きで間違った仮装通貨を購入してしまったので損失が出た。一回の振り込みに5倍の金額が必要だ」と要求されたのを不審に思い、振り込まれた金を引き出そうとしたところ出金できなかったので、詐欺に遭ったことがわかったということです。

県警はSNSで副業を誘う広告や、SNSで知り合った一度も会ったこともない異性の誘いに乗って金をだまし取られる手口の被害が続いていて市民に警戒を呼びかけています。

また「キャッシュカードを渡して」などという従来型の詐欺被害も後を絶たないことから、警戒を呼びかけています。

和歌山県警の特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤル「ちょっと確認電話」は0120-508-878です。

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