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「熊野御幸ゆかりの御朱印めぐり」京都・大阪・和歌山

2024年09月22日 16時47分

社会

時の上皇らが、都から熊野三山(くまのさんざん)に詣でた「熊野御幸(くまのごこう)」にちなみ、その参詣道(さんけいみち)にある社寺を楽しみながら訪ねてもらおうという「御朱印めぐり」が始まりました。

これは、和歌山県観光連盟が、京都・大阪・和歌山の熊野参詣道にある11の神社や寺院の協力で実施しているもので、この企画のために用意された特別御朱印帳が、各社寺1000部限定で、無料配布されています。

熊野御幸は、平安から鎌倉時代に、時の上皇や法皇が、現在の京都を出発し、大阪、そして、和歌山へ、熊野三山へと向かう信仰の旅で、長く険しい道を経て詣でることで生まれ変われる、蘇ると信じられていました。「御朱印めぐり」では、そうした熊野御幸に思いを馳せながら、熊野参詣道や社寺を訪ね、御朱印を集めるなど、楽しんでもらおうというものです。

11社寺は、京都の城南宮(じょうなんぐう)と石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)、大阪の和宗(わしゅう)総本山四天王寺(してんのうじ)と住吉大社(すみよしたいしゃ)、それに、和歌山の日前神宮(ひのくまじんぐう)・國懸神宮(くにかかすじんぐう)と藤白(ふじしろ)神社、闘鶏(とうけい)神社、熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)、熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)、熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)、それに、那智山青岸渡寺(なちさん・せいがんとじ)で、熊野御幸出立(しゅったつ)の地の城南宮と、目的地となる熊野本宮・速玉・那智の三大社、それに、青岸渡寺では、それぞれデザインの異なる記念のステッカーも配布されています。

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