海南市に本社がある家庭用雑貨や清掃用具などを製造販売している株式会社サンコーは海南市内のすべての小中学校に清掃用品１０００個を寄贈することになり、きょう（２0日）海南市立海南中学校で寄贈式が行われました。

今月（９月）２４日が掃除の日に当たることや海南市教育委員会が掲げる「掃除から学ぶ教育を目指す」という教育目標を掲げていることからサンコーが清掃用具を各学校に寄附し、市教委の取り組みに協力することになりました。

寄贈式はきょう（２０日）午後海南中学校で行われ、サンコーの角谷太基社長が海南中学校３年で生徒会長の岩戸結愛さんら清掃用具の目録を手渡しました。

岩戸さんは「寄贈いただいた清掃用具で、学校をきれいにします。」と感謝の意を述べました。海南市では寄付を受けた清掃用具を市内のすべての小中学校に配布し児童生徒に活用してもらうことにしています。

サンコーの角谷社長は「清掃をすることでいろいろなことに気付くことがあるなどたくさんの効果があります。地元の特産品の和雑貨などについても関心を寄せてもらえれば」と清掃活動の教育的効果に期待を寄せていました。