審査員特別賞に北山村「観光筏下り」

2024年09月15日 16時47分

社会

第8回「ジャパン・ツーリズム・アワード」が決定し、審査員特別賞を北山村の観光筏(いかだ)下りが受賞しました。これは、日本観光振興協会などが、「旅のチカラ」の再生と持続可能性の確保につながる優れた取組を表彰しているものです。

北山村の観光筏下り(今シーズン初日、2024年5月3日)

審査員特別賞のひとつに選ばれたのは、北山村の「筏流し文化の継承と観光産業への転換~小さな村の観光筏下り事業~」で、「日本一といわれる筏師の伝統技術を観光コンテンツとして活かすことで、雇用と技術の継承・育成につなげようというアイデアは興味深い。海外からも伝統文化の歴史を感じられるアクティビティとして高く評価されている点も素晴らしい」と称しました。

北山村の観光筏下りは、600年の歴史がありながら、ダム建設や輸送手段の変化で廃れた筏流しの技術を活かし、1979年に観光用に復活させたもので、毎年5月から9月までの運航で7000人ほどが楽しみます。

表彰式は、今月(9月)26日に東京ビッグサイトで開催される「ツーリズムEXPO(エクスポ)ジャパン」の開会式に続いて行われます。

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