和歌山市小豆島(あずしま)と出島(でじま)を結ぶ、新しい南田井ノ瀬橋(みなみたいのせばし)が完成し、今月（９月）２０日午後４時に開通します。

新しい南田井ノ瀬橋は、現在の旧南田井ノ瀬橋のすぐ上流側に建設された２車線の車道と両側に歩道を備えた県道橋(けんどうきょう)で、安全で快適な車両交通とともに、歩行者や自転車の利便性の向上が図られています。

開通区間は５００メートルで、紀の川の中州(なかす)の小豆島を経由して、先にい開通している北田井ノ瀬橋(きたたいのせばし)とともに、紀の川を渡ります。

開通により、紀の川の北側を通る県道粉河加太線(こかわかだせん)から、南側の堤防道路の県道和歌山打田線(わかやまうちたせん)までの１・９キロが２車線化され、和歌山市の北部と南部をつなぐ道路網の一部として、地域間交通や日常生活の利便性向上に寄与するものと期待されています。

なお、旧南田井ノ瀬橋は、今後、撤去されます。