同性愛者や両性愛者といった性的少数者「ＬＧＢＴＱ」への理解や認識を、和歌山県内の企業経営者や人事担当者に深めてもらおうと、来月（１０月）９日、和歌山市で事業者向けＬＧＢＴＱ研修が開かれます。

これは、性的少数者を含む全ての人が自分らしく生きていける社会の実現を目指す和歌山県が主催するものです。

研修会では、性同一性障害の当事者として、法律の専門家の立場で相談や講演を行っている、大阪市の「うるわ総合法律事務所」の弁護士・仲岡()しゅんさんが「誰もが暮らしやすい和歌山県の実現に向けて」と題して講演し、企業の経営者や人事担当者に求められることについて、自身の経験や法律の知識を交えて語ります。

事業者向けＬＧＢＴＱ研修会は、来月（１０月）９日・水曜日の午後１時半から３時半まで、和歌山市茶屋ノ丁()の和歌山県自治会館で開かれます。

対象は、県内の企業経営者や、人事担当者、ダイバーシティ担当者などとなっていて、参加費は無料です。

申し込みは、和歌山県のウェブサイトで受け付けていて、今月（９月）２５日・水曜日が締め切りです。

定員は先着１３０人ですが、当日、遠方などの理由で会場に来られない人のためにオンラインでの受講も可能です。オンライン受講の申し込みも 県のウェブサイトで受け付けています。