新型コロナ感染症拡大に伴う雇用調整助成金など１７００万円余りを不正に受給したとして、厚生労働省和歌山労働局はこれまでに、高野町の宗教法人を公表しました。

不正受給をしていたのは高野町高野山の宗教法人・増福院（ぞうふくいん）です。

和歌山労働局によりますと、増福院（ぞうふくいん）は、従業員が実際には休業していないのに休業したとする虚偽の申請書を作成し、雇用調整助成金と緊急雇用安定助成金あわせて１７２７万３９４８円を不正に受給していたもので、先月（８月）１５日付で支給決定を取り消しました。

なお、不正受給分の助成金はすでに全額返還されたということです。