和歌山市は住宅の耐震化を進めたり、不妊治療の助成制度を拡充することなどを決め、今月１１日に開会する和歌山市議会９月定例会に関連議案を提案します。市が今回提案する補正予算案では要望の多い古い住宅の耐震化を進めるための補助金を追加して組んだほか、先進医療による不妊治療に一定基準で助成します。また雑賀崎地区で問題になっている野犬の捕獲や野犬にエサを与える人が絶えないことから夜間に見回りなどを行います。

このほか公共施設での太陽光発電設備の導入促進や来年４月に開設する夜間中学校の施設整備などを行います。

市ではこのほかにも地下水のフッ素化合物についての水質検査を行ったりする費用や来月改定される郵便料金の値上げ分の差額を補正予算で計上しています。

また和歌山市議会はきょう（４日）議会運営委員会を開き、９月定例会を今月（９月）１１日に開会し、来月（１０日）１日までの２１日間を会期とすることを申し合わせました。