「核兵器なき世界への連帯―勇気と希望の選択」和歌山展 開幕
2024年09月04日 18時21分
核兵器の脅威について、様々な視点から学んでもらおうと、企画展「核兵器なき世界への連帯―勇気と希望の選択」が、きょう(4日)から、和歌山県民文化会館で始まりました。
これは、創価学会による実行委員会が、核兵器廃絶国際キャンペーン・ICANの協力で主催した、核兵器の問題を12の視点から問い直し、その廃絶に向けた連帯を訴える企画展です。
初日のきょう(4日)は、午前10時に関係者や来賓を招いてテープカットや内覧会が行われたあと、正午から一般の入場がスタートしました。
会場の和歌山県民文化会館大展示室には、核兵器が使われた歴史や、環境、人道、ジェンダーなど12の視点から核兵器の問題を訴える20組40枚のパネルが展示されているほか、広島や長崎で被爆し熱で溶けた瓶や焼け残った柱時計など核の悲惨さを伝える遺物8点も展示されています。
主催者で創価学会の武田好史和歌山総県長は、「この展示が核兵器や戦争のない世界に向けて、学び考える場にしてほしい。そして平和な世の中へ連帯する機会となれば」と話しています。
企画展「核兵器なき世界への連帯―勇気と希望の選択」は、今月(9月)8日まで、和歌山県民文化会館で開かれています。
開場時間は午前10時から午後7時までで、入場は無料です。