【選挙】有田市長に玉木氏、初当選/和歌山県
2024年09月01日 23時11分
新人同士の一騎打ちとなった任期満了に伴う有田市長選挙の投票が、きょう(1日)行われ、即日開票の結果、無所属・新人で、自民党が推薦する元県議会議員の玉木久登(たまき・ひさと)氏59歳が、元市議会議員の新人候補をやぶり、初当選しました。
有田市選挙管理委員会が、今夜10時ちょうどに発表した開票結果は次の通りです。敬称は省略します。
当選 玉木久登(たまき・ひさと) 無所属・新 7728票
上野山善久(うえのやま・よしひさ) 無所属・新 6725票
以上がこの日行われた有田市長選挙の開票結果でした。
投票率は、66・30%で、4年前の前回選挙に比べ、5・79ポイント高くなりました。当日有権者数は、2万2115人でした。
玉木氏は、1964年、有田市の生まれで、県立南部高校を卒業後、県外の商社に就職しましたが、父親の急逝を機に帰郷し、機械工具販売業を起業、2011年から有田市議会議員を2期、2017年から県議会議員を3期つとめました。
有田市長に初当選した玉木氏は、「望月市長の責任の重さを痛感している。人口減少や高齢化など、課題は山積しているが、精一杯取り組みたい」と抱負を述べました。
有田市では、4期16年務めた現職の望月良男(もちづき・よしお)市長52歳が、今期限りで退任することから、新人2人による選挙戦になりました。