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【台風】台風10号は熱低に、引き続き大雨に注意

2024年09月01日 13時54分

災害・防災

台風10号は、きょう(1日)正午に、東海道沖で熱帯低気圧に変わりましたが、引き続き、和歌山県では、局地的に激しい雨が降り、大雨となる可能性があるとして、気象台が注意を呼びかけています。

台風10号は、先月(8月)29日、鹿児島県に上陸後、北上したあと、四国を横断し、紀伊半島沖へと進みました。正午の観測では、熱帯低気圧となり、中心の気圧は1000ヘクトパスカルで、ゆっくりとした速さで北西に進んでいます。

アメダスの観測で、先月26日朝の降り始めから、きょう午前5時までの総雨量は、那智勝浦町色川で264ミリ、新宮で236・5ミリ、和歌山市の友ヶ島で210・0ミリ、古座川町西川で199・5ミリ、田辺市栗栖川で197ミリなどとなっています。このうち、友ヶ島では、8月の1か月の降水量の2倍の雨量となりました。

雨は、正午現在、和歌山県では、概ね小康状態となっていますが、熱帯低気圧の北上に伴い、周辺の雨雲や太平洋高気圧のふちを回る暖かく湿った空気が流れ込むため、あす(2日)昼前にかけて、大気の非常に不安定な状態が続き、警報級の大雨になる可能性があり、気象台では、最新の気象情報に留意するとともに注意・警戒を呼びかけています。

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