映像歳時記『鳥居をくぐり抜けて風』上映会&トークイベント
2024年08月25日 16時50分
南方熊楠(みなかた・くまぐす)の足跡を掘り下げ、その眼(め)をカメラアイにして撮影された映像作品の上映会とトークイベントが、来月(9月)8日、田辺市本宮町の世界遺産熊野本宮館(くまのほんぐうかん)で開かれます。
これは、「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)」の世界遺産登録20周年を記念して開催される映像歳時記『鳥居をくぐり抜けて風』の上映会と、この作品を制作した池田将(いけだ・しょう)監督と小笠原高志(おがさわら・たかし)プロデューサーらによるトークイベントで、9月8日に、午前10時からと午後1時半からの2回行われます。
『鳥居をくぐり抜けて風』は、日本人の祖父と神社巡りをするニューヨーク育ちの少女を通して、南方熊楠の足跡を掘り下げ、生きていることの美しさを捉えた2016年制作の全編英語ナレーション65分の作品で、日本語の字幕が付けられています。
トークイベントは、各回とも作品上映後に行われ、初回には、監督とプロデューサーに加え、世界遺産・熊野本宮大社の九鬼家隆(くき・いえたか)宮司も登壇予定です。
観覧は無料ですが、各回とも150人の定員で、当日先着順となります。注・参加予約の受付などはない