「南海トラフ巨大地震警戒情報に国の基準を」と尾花市長/和歌山市

2024年08月22日 18時37分

災害・防災社会

先日、南海トラフ巨大地震の注意情報が発表されたことを受け、和歌山市の尾花正啓市長は警戒レベルが高い情報が発表された際、国が一定の基準を示してほしいと述べ、市としても今後注意情報や警戒情報が発表された際の対応をさらに検討することを明らかにしました。これはきょう(22日)開かれた市長会見で尾花市長が記者の質問に答え明らかにいました。今回、国が注意情報が発表した際の感想を聞かれた尾花市長は、「初めての注意情報だったし、市内に避難困難地域がないことなどを考慮しあまり過度な反応はしてはいけないと考えた」と判断の際の感想を述べました。そのうえで注意情報の発表が夜間でもあったことなので市の防災無線の放送を控え、防災メールでの対応にしたということです。今回の注意情報で、市は万一の大地震の際、市民が迅速に避難できるよう対応を確認したということです。また、今後警戒レベルが引き上げられた場合、市として取り組みについて検討を重ねるとともに国に一定の基準を示してもらいたいと述べました。

記者会見する尾花市長(和歌山市役所で)

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