万博関連の情報<発信:和歌山県>

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南海7100系55周年記念・旧塗装車両を復刻

2024年08月22日 10時50分

イベント交通歴史・文化

南海電鉄は、通勤型車両の7100系が運行を開始してからことし(2024年)で55周年を迎えたことを記念して、緑色のツートンカラーの旧塗装車両を復刻し、南海本線と和歌山港線・空港線で運行しています。

濃淡緑色のツートンカラーを復刻させた7100系車両(8月22日・和歌山市)

南海7100系は1969年に誕生した南海本線の通勤型車両で、輸送力増強のため、初めて両開き式の扉が採用されました。1973年までに156両が製造され、現在も62両が現役で運用されています。

当初は濃淡の緑のツートンカラーで塗装され、昔の南海電鉄のコマーシャルソングにも歌われた「走る電車は緑の電車」を思い起こさせる車両でしたが、1992年から現在のブルーとオレンジのラインカラーに塗り替えられました。

その後、利用者から旧塗装の復刻を希望する声が高まり、運行開始55周年にあわせて、1編成4両で濃淡緑色のツートンカラーを復刻させたものです。

南海エンブレムも旧タイプを復刻

また、車体には南海電鉄の昔のエンブレムも取り付けられ、懐かしさを演出しています。

運行区間は、なんば・和歌山港間と、なんば・関西空港間で、期間は8月21日から当面の間としています。

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