羽衣国際大学が主催する今年度（２０２４年度）前期の市民講座が、きょう（１９日）から始まりました。

これは、大阪・堺市にキャンパスがある羽衣国際大学の授業を広く一般の人にも体験してもらおうと開いているもので、今期で２４回目です。

きょう午後２時から、和歌山市美園町のけやきＯＮＥ（わん）ビルで開かれた市民講座では、人間生活学部食物栄養学科の植田福裕（うえだ・ふくひろ）教授が、「血液検査の結果と食事の注意点」と題して講演し、２７人の市民が受講しました。

講座では、血液検査の各検査項目に関する説明と異常値があった場合にはどのような疾患に繋がる可能性があるのか、各疾患になる仕組みなどについて言及しました。

それを受けて、日常の食事の中でどんなことに気を付ける必要があるのかを項目ごとに挙げるとともに、健康を維持するための食事などを具体的にアドバイスしていました。

受講した紀の川市在住の６８歳の男性は、「毎年この講座を受講しています。かなり検診の数値が悪いので、やっぱり食事やアルコールなど気を付けなければならないと思いました。まずは１ヶ月挑戦してみようかなという気持ちになりました」と話していました。

「わかやま市民講座」は、テーマを変えて、今月（８月）２２日と２８日、それに来月（９月）２日にも開かれます。

２８日の講座についてはまだ申込みを受け付けています。参加費は無料です。

受講希望の問い合わせは、電話０７２・２６５・７１４５です。