JR西、お盆利用8%増 特急くろしおは南海トラフ地震の臨時情報で75%減
2024年08月19日 18時35分
JR西日本は、今月9日からきのう(18日)までのお盆期間中、山陽新幹線と北陸新幹線、それに在来線の特急の利用者が去年の同じ時期と比べて8%増えたものの、特急くろしおは南海トラフ地震の臨時情報が発表された影響で75%減少し、合わせて285万1000人だったと発表しました。
利用者数の内訳は、山陽新幹線が7%増えて180万8000人、北陸新幹線が26%増えて39万7000人、在来線の特急が1%増えて64万5000人でした。
利用のピークは下りがいずれも10日で、上りは山陽新幹線と在来線の特急がおととい(17日)、北陸新幹線がきのう(18日)でした。
JR西日本の担当者は「ことしのお盆は土日が2度含まれていて曜日の配置がよかった」と増加の要因を説明しています。
一方、南海トラフ地震の臨時情報が発表されたのに伴い、今月8日から15日の夕方まで和歌山駅より南の区間を運休した特急くろしおは75%減少しました。