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「新宮紀宝道路」開通記念イベント、県境またぐ橋上で綱引きやギネスに挑戦

2024年08月18日 16時08分

社会

今年秋の開通をめざして工事が進む「新宮紀宝(しんぐう・きほう)道路」のうち、和歌山と三重の県境をまたぐ熊野川(くまのがわ)河口大橋上で、来月(9月)29日、開通を記念したイベントが開催されることになり、参加者を募集しています。

午前中には、二県交流「綱引き大会」が予定され、小学4年生から中学3年生の「こどもの部」と高校生以上の「おとなの部」があり、それぞれ和歌山県と三重県から各200人の参加者を募集しています。

午後からは、開通に加え、世界遺産登録20周年も記念し、「木材並べ」でギネスに挑戦するイベントが行われます。世界遺産の名称が入った1本4メートルの紀州材の角材を橋の上に置いてつなぎあわせ、ギネス世界記録に挑戦します。こちらは2人から4人一組で、両県から、それぞれ100グループを募集しています。

両イベントともに、参加希望者は、ホームページから電子申請するか、新宮市役所や新宮商工会議所、三重県の紀宝町役場や紀宝町商工会へ、申込書を郵送、または、持参で、今月(8月)30日までに申し込む必要があり、応募者が多い場合は抽選となります。

イベント当日は、ほかに、飲食ブースの出店や地元特産品の販売、また、地元の太鼓団体や中高生吹奏楽部の演奏、ダンスなどのステージパフォーマンスも行われます。

また、悪天候の場合には、1週間後の10月6日に延期されます。

「新宮紀宝道路」は、新宮市あけぼのと三重県紀宝町神内(こうのうち)を結ぶ延長2・4キロの自動車専用道路で、開通により、時間短縮や医療・防災活動の支援、地域振興や発展に寄与すると期待されています。

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